森は、みんなの大切な「おうち」 みらいたうんの 昼の森、夜の森

あつーい夏がやってきました。
今日はウィザーが、 タンピーとコッピー、シータンとソータンをさそって、森へカブトムシを さがしに行くようです。
ちゃんと 水とうは もったかな? さあ、しゅっぱつです!
森にやってくると、はっぱがゆれて さわさわさわ……。
「森の中は、すずしいね~」
タンピーとコッピーが、そう話していると……!
「みーーーーーんみんみんみんみん!」
「ツクツクボーシ ツクツクボーシ!」
「ジージージージージー」
セミたちの だいがっしょうが はじまりました。

セミの鳴き声を聞きながら、森をすすむと……。
「あ! カブトムシだ!」
こんどはシータンが、大きなカブトムシに気づきました。どうやらカブトムシは、すやすやと おやすみしているようです。
「ここが、カブトムシのおうちなんだね」
「そうだね。今はみんなで そっとみまもっていようか」
たくさんのいきものがくらす、とっても広くて ゆたかな森。
みんなは、セミやカブトムシたちに「ありがとう!」と手をふって、いちど おうちに帰りました。

その日の夜。
ウィザーから「夜になると、またちがう いきものたちに 会えるんだ」と聞いた タンピーとコッピー、シータンとソータンは、きょうみしんしん! みんなは、なんと もういちど、森へ行くことに してみました。
「なんか、しずかだね…」
「ちょっとひんやりしてるね」
昼とはぜんぜんちがう 森のようすに、ちょっとびっくり。
そのとき――。
「……あれ? あの光はなに?」

「ホタルだ!」
ふわっ…ふわっ…とまたたくホタルの光。
「うわ~~~きれい……」
みんなは 思わず うっとり。
「ホタルは、きれいな水がないと くらすことができないんだよ」
タンピーは、ホタルたちがびっくりしないように、しずかにいいました。
昼の森と夜の森。
ふたつの森のようすを見て、みんなはすっかり、そのうつしさや いきものの ゆたかさに 心をうばわれてしまったみたい。
「ここは、いろんないきものにとっての おうちなんだね」
「昼の森も、夜の森も、大切にしたいね」
ゆったりとゆれうごくホタルの光をみて
みんなはあらためて、しぜんを大切にしようと ちかうのでした。







