ウェザリンのたからもの 心をささえる、「おうかん」と「つえ」

ウェザリンは、気分でお天気をかえることができる、みらいたうんの王子さま。うれしい時は おひさまをキラキラとかがやかせ、かなしい時は 雨をふらします。
そんなウェザリンのたからものは、この「おうかん」と「つえ」。今日は いつも大切にしている2つのたからものについて、ウェザリンが 教えてくれるみたいです。
--------
ぼくはウェザリン。これから、ぼくのたからものを しょうかいするぞ!
このピッカピカの「おうかん」は、お父さんからもらったもの。
これをもらった時、自分がすごくえらくなった気がしてさ。なんでもぼくの 思いどおりにできると思っちゃったんだ。 「ぼくはすご~い王子さまなんだぞ!」、そんな気持ちになって、自分の考えばかりを おしつけるようになって……。ひとつでも 思いどおりにいかないことがあると、おこったり、なきわめいたりして 、天気を かえてしまっていたんだ。
まわりのみんなは とてもこまってた。
ぼくもそんな自分がいやで、この「おうかん」のことも きらいだったころがあったんだ。

そんな時に、お父さんから きれいな石のついた 「つえ」をもらったんだ。「きもちがおさえられなくなったら、この赤い石を見るといい」ってね。
さいしょは、「なんだこれ?」と思っていたけれど、おこりたくなった時に「つえ」の赤い石をじーっと見ていたら、「つえ」をくれたお父さんや、いつもニコニコしているお母さんのことを思い出して、きもちを おちつかせることができたんだ。

それでも、まだまだ うまくきもちを おちつけることができない時もある。
この前、おやつの時間に、いつもおせわをしてくれる おしろの人が、チョコレートケーキをもってきてくれたんだ。でもぼくは ショートケーキが食べたかったから、もやもやして、おこりそうになっちゃったんだ。せっかく、ぼくのためにえらんでもってきてくれたケーキなのに、ひどいよね。きっと、あいては かなしいきもちになったと思う。
こういうときは、いったん、立ち止まって。
あいてにきもちを ぶつける前に、れいせいになって、あいての顔や、あいてのきもちを考えることが大切なんだ。
もちろん本当にいやなことや かなしいことがあった時に、がまんしすぎないで きもちをつたえることも、だいじなんだけどね!

今では、この「おうかん」で、もらったばかりのころの自分を思い出して、気をひきしめることができる。そして、この「つえ」の赤い石を見れば、大切な人のことを思い出して、おちつくことができるんだ。どちらもぼくにとって、とっても大切なたからもの!
だれにだって、心がざわざわする時ってあるよね。そんな時のための「たからもの」。きみのそばにも きっとあるはずだぞ。
-------
「たからもの」 のそんざいがあったからこそ、自分のきもちと向き合い、まわりのことを きちんと考えられるようになったウェザリン。そこから みらいたうんのみんなとも、もっと なかよくなれたんだって。これからも みんなと しあわせに くらせるように、あいてを思いやる気もちを わすれずにいようとちかう、ウェザリンなのでした。







