年越し(としこし)そばって、どんな意味があるのかな? みらいたうんの大晦日(おおみそか)!

長いようで みじかかった 1年も、もうすぐ おわり。
ねんまつが 近づいてきた みらいたうんでは、まちのなかまたちが、いそがしそうに しています。
なぜなら、みらいたうんでは、ねんまつに、今年1年 おせわになったばしょを きれいにおそうじするのが おやくそくのすごし方 だから! そのあと ひろばにあつまって、夜は み~んなで、年越し(としこし)を することに なっています。
おうち、どうろ、学校、こうえん……。いろいろなところを ピカピカにして、ぞくぞくと なかまたちが、ひろばに あつまってきました!!
そこでコックーが
「さあ、年越しそばを 作るぞー!」とひとこと。
「てつだってくれる人は いないか~!?」と よびかけると、
コキノリンとテンビーロウが「はーい!」と 元気よく 手をあげます。

コキノリンとテンビーロウの かつやくもあって、あっという間に 年越しそばが かんせい!
「さあて、今年も おいしそうな 年越しそばが できたぜ~!」
コックーが ガハハとわらいながら、つぎつぎと おそばを おわんに とり分けていきます。
「年越しそばというのは、1年のさいごの日の夜、年をまたぐ前に 食べおわると よいと言われています」とマメちしきを ひろうしながら おそばをまつ ルーペン。
一足早く おわんを うけとった ドクピーは、「今年1年、楽しく、けんこうにすごせたことに かんしゃしながら 食べるのだ!」と、なぜか 気合の入った ようすです。
「では、みんなで……、いただきま~す!!」
「おいしいのう~!」「今年も1年、おせわになりました~!」
みんな、えがおで 年越しそばをすすっています。

すると……。
「あれ、あれ、なんか とっても 長~いおそばが 入っているよ!」
「わたしも~!!」
長~いおそばを 食べるのに くろうしている子が ちらほら!
「ガハハ、ちゃんと切れていないおそばが 入っていたか~!」
コックーがそう言うと、あちらこちらから、
「そろそろ年を越しちゃうよ!」「え~!」と、あせっているような、楽しんでいるような声が あがります。

そして、いよいよ!
「30、29、28、27……」
年越しのカウントダウンが はじまりました!
食べおわっていない子は 大あわて。それでも、みんなに おうえんしてもらって……
「3、2、1」「ハッピーニューイヤー!!」
かけ声と ほぼ同時に、なんとか 年越しそばを食べ切りました!
「また今年も、よろしくおねがいします!」
新しい1年も、ますます楽しい年になりそう! えがおあふれる、けんこうで、すてきな、かがやく1年を すごそうねっ!!







