6月5日は「せかいかんきょうデー」 わたしたちに できることを 考えよう!
![地球は背景に楽しそうに話をするウィザーとマリアンヌ。「世界環境デー」について話している。](/app/sdgs/img/story/28/story1.jpg?1716436537)
「いいね、いいね、そうしよう!」
「うふふ、楽しみね!」
ウィザーとマリアンヌが 道ばたで、なにやら楽しそうに 話をしています。するとそこへ、エネビーンズたちが 通りかかりました。
「なにを話しているんですか?」
「あら、エネビーンズ。わたしたち、『せかいかんきょうデー』について 話し合っていたのよ。『せかいかんきょうデー』は、ちきゅうのかんきょうについて 考える日。ちきゅうおんだんかや フードロスなど さまざまなもんだいに目をむけて、みんなで かいけつのほうほうを考え、こうどうする日なの」
マリアンヌは にっこりわらって、そう答えました。
![6月をみらいたうんの環境マンスにしよう!という提案をエネビーンズにするウィザーとマリアンヌ。](/app/sdgs/img/story/28/story2.jpg?1717034761)
「それで、6月5日が『せかいかんきょうデー』なんだけど……」つづけて、ウィザーが話し出します。
「せっかくだから6月を、『かんきょうマンス』にしたら どうかなあって 話してたんだ。1か月を まるまるつかって、みんなで かんきょうについての とりくみを いろいろとやってみない!?」
ウィザーのていあんを きいて、目をキラキラと かがやかせる エネビーンズたち。
「すっごくいいですね! わたしたちにも できることは ありますか?」とノリノリです。
「ありがとう! それじゃあ6月5日に みんなを広場にあつめて、このことを つたえよう!」
ウィザーがそう言うと、エネビーンズたちは、「おー!」と こぶしをつき上げて 元気よくとび上がりました。
![6/5になりみらいたうんの広場で環境フェスタを開催している。廃油キャンドルやバナナペーパーを販売。](/app/sdgs/img/story/28/story3.jpg?1717034761)
そしてむかえた、6月5日。なかまたちが、ぞくぞくと 広場に あつまってきました。
広場の入口には、「みらいたうんかんきょうフェスタ」と書かれた おうだんまくが。なかは、ウィザー、マリアンヌ、エネビーンズたちの手によって、はなやかに かざりつけられています。
「会場のかざりつけには、かんきょうのことを考えた そざいを つかっているんだよ」、そう むねをはるウィザー。
「あっちのほうでは『廃油(はいゆ)』をつかった キャンドルづくりが できるわよ。バナナペーパーで作られた お手紙セットも はんばいしているから、ぜひ見てみてね」、こう言ってほほえむマリアンヌ。
みんな、「わー、楽しそう!」「ぼくもやってみたい」とはしゃいでいます。
![みんなでできることを考えよう、とウィザー。電気を消す、食べ物残しやプラスチックごみを減らす案が出た。](/app/sdgs/img/story/28/story4.jpg?1717034761)
そうこうしているうちに、あっという間に夕方に……。
かんきょうフェスタを楽しんで まんぞくげな なかまたちに、ウィザーが話しかけました。
「さいごに、ちょっとお話をしてもいいかな? せかいじゅうで おきている かんきょうもんだいって、遠い話にかんじるよね。でも、それを『知る』『自分のことのように考える』だけで、もんだいに むき合っていることに なるんだ。まずは いろんなもんだいを『知る』ところから はじめよう!」
すると すかさずエネビーンズが、「では、わたしたちが できることを 考えてみましょう!」と、みんなに むかって 問いかけます。
「こまめに電気をけす!」
「食べものをムダにしない!」
「プラスチックごみをへらす!」
つぎつぎと 声を上げるなかまたち。
「そうそう、そんなふうに みぢかなことから考えて、こうどうに うつせるようになると いいわよね」
マリアンヌがそう言うと、ウィザーも うんうんと強くうなずきます。
「さあ、6月は、みんなで『ちきゅうかんきょうについて考える1か月』にしていこうねっ!」
みらいたうんの「かんきょうマンス」。すてきな1か月が、ここから、はじまります!
あなたもぜひ、「自分ができること」を 考えてみてね。